人に訊く

 

思い立ってツタヤに行った。

 

7/26に販売レンタルが始まった去年の大ヒット作品「君の名は」を借りるために。

 

案の定お店に着くと、ズラァッと並んだ君の名は全てレンタル中。 次から次へとお客さんが来てはレンタル中のDVDの前でため息を漏らして去っていく。

 

時間は11時45分。

 

ふとレンタル返却時間が12時に延長されていることを思い出して、最新作の返却がされているかもと思い、カウンターに行って訊ねてみた。

 

すると、ツタヤの店員さんは丁寧に調べてみますと返却ポストまで行って全ての返却されていたDVDを調べてくれるとそこに一枚だけ残っていた。

 

一人で挑む課題や難しい問題は自分だけで解決できればそれに越したことはない。独りでもがき苦しむことで身につく忍耐力や創意工夫は必ずある。

 

それでも時に人に訊くことで一瞬で解決することがある。

 

自分が持っていない情報や経験を他の人が持っていればそれを使わない手はない。変なプライドも過剰な自意識もそこでは必要ない。

 

人に訊く

 

インターネットはそもそも簡単に人に訊くことができるシステムだ。

 

もっともっと身近な人にも訊いていけばいい。

 

君の名は?って訊かなくてもいい相手に。

 

 

残り3つ

 

今回の旅行を終えて残り3つとなった。

 

都道府県制覇の話(全都道府県制覇を目指す)である。

 

残り3つとは、茨城、栃木、群馬の3県。

 

しばらく収まっていた旅の虫が騒ぎ出す。

 

今回の旅行も富士山麓と言っても富士山は初日以外ほとんど見られなかったし、初日の富士山も肝心な上の方は白い雲に覆われて見られなかった。

 

信州旅行も帰り路をちょっと延長した感じに終わったので行きたいところ、したいことはまだまだ残っている。

 

それでも残り3つとなれば、先に制覇をしたくなるのが人情というもの。

 

来年の旅行は今から念入りに計画を立ててみたい。(その帰りに今回の宿題ができれば最高だ)

 

3つに絞り込むことで理解しやすさ、行動に繋がりやすくなる見本のようなものである。

 

信州旅行2017 ー林農園・松本城・木曽路ー


長野県塩尻で迎える夏休み旅行4日目は初めて青空の広がる朝となった。

 

最初に向かうは五一ワインで有名な林農園。

五一ワインは愛飲しているワインの一つで、塩尻にワイナリーがあるとわかった瞬間訪ねたいと思った場所。

 

泊まっていたホテルから車で僅か6分で着いた。

 

聖地を訪ねる気分でドキドキする。(ちょっと大袈裟?)





車の運転があるのでせっかくの試飲の機会は妻に譲り、子どもたちと一緒にブドウジュースで我慢するもこれまた本物のジュースに感動!!




その後、ワイナリーを見学させてもらう。

五一ワインの名前の由来が創業者の名前から取ったのだとわかり納得。






ワイナリーのベテランさんがガイド役をかって出てくれ、ブドウの品種から育て方、ワイナリーの歴史、この20年で温暖化の影響が深刻化していること(後30年もしたらみかん農家になってるかも)、ワイン作りの大変さとやりがいについて面白おかしく聞かせてくれて色々と勉強になった。



 

これはメルローという品種で日本では不可能と言われたものを五一じいさん(今の社長は3代目になるそう)が初めて成功させたのだとか。



ブドウの木の栽培方法も色々あるそうで上記のように四方に幹を伸ばせるやり方は日本的で、マニュアル化しやすく効率が良いそう。

下のように左右のみに幹を伸ばせるのは欧州風なのだとか。(最近の若い人はこのスタイルの方が多いそう)



そんなうんちくを楽しそうに、素人にわかりやすく語ってくれたおばさんに大感謝。あっりがとうございます!


最後に、これは「ネヘレスコール」と言って、古代エジプト時代からあって(古代エジプト遺跡にこの品種のブドウの絵が多く飾られているそう)今では観賞用が多く、どこでもいつでも栽培できるとのこと。




その後、一路国宝松本城を目指す。



ゲ! 120分待ち!?







松本城下の有名な二つの通りを家族で練り歩く。

縄手通り

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中町通り

 

お昼は信州そば!



シンプルながらなぜにこんなに美味しいのか?!


その後は、今回の旅行の最終目的地である中山道沿いの木曽路にある二つの宿場町を訪ねる。

 

奈良井宿ならいじゅく)









妻籠宿(つまごじゅく)












 

最後に1216キロを走破してくれた愛車に感謝して帰路に着いた。

 

信州旅行2017 ー都留文科大学・リニア実験センター・甲府・高島城・諏訪大社・塩尻ー

 

今朝目覚めて窓を開けてみると今日も厚い雲に覆われて灰色の世界が広がっていた。(富士山は当然の如く見えない)

 

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 朝食を食べて、

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最初に向かうは都留市にある妻の出身校。

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記憶に残っていたよりもよかったようでよかったよかった。

 

次の目的地はリニアの実験施設だ。

 

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実際に実験車両が物凄いスピードで行ったり来たりしている。

 

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時速500キロ!

 

浮上走行中!

 

不思議なことに目にも留まらぬスピードも何度も見ていると慣れてきて、それほど速いと感じられなくなる。

 

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リニアの研究が始まったのは東海道新幹線開通の2年前、1962年だったことに驚きつつ開通が2027年、東京名古屋間、その後の東京大阪間が67分で結ばれることをこうして実際に走っている車両を見て実感が湧いて胸が熱くなる。

 

次は甲府が目的地だ。

 

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お昼に寄ったお店はあまりに混んでいて、結局大戸屋でいつもの甘酢あんかけ鳥の唐揚げを食す。

 

富士山麓旅行はここで終わりで、中央道で北に向かう途中から長野県に入り、信州旅行が始まった。

 

八ヶ岳のサービスエリアに寄り、八ヶ岳麓で採れたばかりの牛乳に舌鼓を打ち、次の目的地である諏訪湖に着いてからは8/15の花火大会の準備を片目で見つつ、昭和45年に復活した高島城に立ち寄った。

 

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その後向かったのは諏訪大社

 

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そして、今日の宿地である塩尻に目的地をセットし、雨が強まる中、北上を続けた。

 

到着する頃には雨も上がり、青空も見えるように。

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今夜は素泊り。

 

地元のお店を幾つか回ったもののどこもいっぱいで結局お昼と同じようにチェーンの庄やで腹ごしらえをしてホテルに戻った。

 

明日は早い。

 

早めに眠りに就こう。

  

富士山麓旅行 ー花の都公園・忍野八海・富士五湖ー

 

富士山麓旅行の2日目は曇り朝から始まった。

 

快適だったペンション寿々花を後にして向かう先は花の都公園。

 

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数日前にこの地域にも訪れた台風5号がここにも爪痕を残していた。

 

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次は忍野八海に向かう。

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富士山の麓から染み出してくる湧水から生まれた池は驚くほど透明度が高い。

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もちろん飲み水としても最適だ。

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お昼は名物ほうとうと決めていた。

 

地元の老舗、本店を訪ねる。

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写真はいまいちだけれど、味は抜群!子どもたちも驚くほどの大絶賛。

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次の目的地は富士五湖の河口湖だ。 

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お決まりのスワンに乗って、モーターボートが近くを通り過ぎるたびに大波が押し寄せてはみんなで大騒ぎ!  波の影響を極力抑えるために波の来る方向に垂直になるように必死にハンドルを回す。

 

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かちかち山のロープウェイで展望台に登る。(カチカチ山のたぬきの話がここからというのは初耳だった。太宰治の小説、カチカチ山も読んでみたいと思った)

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鉛色の空に一縷の望みをかけて富士山側を見るも絶景はお預けとなった。

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次の目的地は二つの穴だ。

 

一つ目は鳴沢氷穴。 

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二つ目は富岳風穴。どちらもほぼ0度で肌寒く感じられる。

 

あ、寒い、冷たいって言ったら罰ゲームになるんだった!(笑)

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風穴を出てからしばしトレッキングを楽しんでいると・・・ 

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あの樹海に迷い込んでしまった!

 

と言うのは冗談で、ちょっとした散策コースができていた。それでも雰囲気だけはちゃんとあって気持ちが引き締まる。それにしてもマイナスイオンがすごい! 

 

その後、残りの五湖を足早に巡る。

 

精進湖(しょうじこ)

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こんな大きな貝を見つけたのと泥塗れになって短い時間が充実していた。

 

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本栖湖は雲と霧ど神秘的な雰囲気を醸し出していた。水中遊覧のための船が潜水艦の形をしていて一瞬潜るのかなと思ったらそうではない模様。で、船の名前が「もぐらん」とわかってネーミングセンスの良さに笑みが漏れた。

 

 最後は西湖(さいこ)である。

 

これまた夕方曇りの空の下ロードオブザリングを思い起こさせるような雰囲気だった。

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今日の宿はここ。

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和と思っていた夕食が和洋折中の創作割烹コースでちょっとびっくり。でも、美味しかった!(2枚目の写真はトマトフライ。夏の一番人気だそうで食べてみると一瞬で納得!)

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お腹一杯になって、みんなで散歩に出掛けてから一日を終えることに。

 

明日は3日目、今回の旅行も後半戦だ。

 

今日も一日無事で過ごせました。ありがとうございました。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

富士山麓旅行 ー三保の松原・浅間大社・白糸の滝・富士サファリパーク・山中湖ーきそば

 

夏休み2017が始まった。

 

朝の3時20分に目を覚まし、車に荷物を積み込み東の空に向けて出発した。

 

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東名高速を東に東に走り、

 

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最初の目的地は日本三大松原の一つ、三保の松原だ。

 

途中何度かトイレ休憩をして9時過ぎには到着した。

 

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神の道

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富士宮やきそばで腹ごしらえをして、白糸の滝を目指した。

 

到着して最初に現れたのがこれ。

 

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次はここ!

 

ジュラシックワールド!? 

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富士サファリパークでした。

 

その後、山中湖に向かい、

 

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近くのペンションすずかに向かう。

 

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 オーナーは元お菓子メーカーで勤めていたサラリーマン。元よりの独立を果たして4年前から奥様と二人で切り盛りしているという。

 

ペンションの内装も熱帯魚の水槽も料理も個人のこだわりだけとは思えないクオリティの高さで全てに感心させられた。

 

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標高1000メートルの山中湖での夜が更けていく・・・ 

 

 

 

 

言葉にする価値

 

昨日のブログで「一人ひとりは違う」という改めて考えれば当たり前のことを理解するためにイギリスの幼児教育で行われているゲームを紹介した。(振り出しに戻る)

実は、その最後の部分、最も大切な一言を昨日は敢えて書かなかった。

その結論はこうだ。

「そんな一人ひとり違う人とわかり合うためにはきちんと言葉にすることが大切なのです。」

人は一人ひとり顔の作りも考え方も異なるからこそ自分の感情や考えを言葉にして他の人に伝えることが大切なのです、と幼い頃から嫌という程繰り返されるのである。

同じ肌の色と同じ歴史や文化を共有してきた日本人は、とかくおもてなしであったり、空気を読むであったり、忖度するというように以心伝心を尊ぶ。

 

それ自体を否定するわけではないけれど、歴史や文化の異なる世界に住んできた人たちと意思疎通をする時はもちろんのこと、日本人同士でも価値観や考え方は一人ひとり異なり、それを埋めるためには言葉が必要であるということをもっともっと強調してよいのではないか。

 

スタートポイントが「同じ」から始まっているだけにほんの少しの違いを見つけるだけで大騒ぎしてしまう。

 

振り出しに戻る意義はそこにあるし、

 

異なる価値観や考え方を持つ人と理解し合うために言葉にする価値をもう一度しっかり噛み締めたい。

 

そう思った。