幼い頃、近所のフェンスに登ったり、その上を歩いたりする度におじいちゃんやおばあちゃんから危ないからやめなさいと言われた。
「平気、平気!」
そう言って、大人たちを閉口させていたけれど、今は逆の立場。
改めて考えると、「危ない」と感じるのは大人の感覚。子供達は危ないとは全然感じていない。
それは結局のところ危なくないということではないか。
周りからどう見えようが、当の本人ができるという感覚を持っているということはできるということ。
遊びも仕事も全く変わらない。
逆に、昔は全く問題なくできていたことが、不安を伴うようになったり、怖いと感じ始めるのであれば、それはその感覚が正しいと言える。
とどのつまり、本人の感覚が全てなのだ。
今自分が抱えていることに対して自分はどう感じているだろうか。