その日に備えて −病気・怪我−


「元気そうに見えて、ある日突然倒れるタイプだよね。」



そう言われた。



否定できない・・・というか、全く同感だった。



これまでにも大したことはないものの前科(?)があることを思い出したから。



今年の月一企画は「その日に備えて」。



前半6ヶ月は社会的な「その日」を考え、7月からは個人的な「その日」を想定してきた。



先月は「癌」をテーマに余命宣告を受ける自分を考えた。



今月は長期治療の必要な病気や怪我をする可能性について考えてみたい。



もちろん誰しも入院や長期治療は望まない。そうならないように健康管理や事故には注意を払うべき。食生活はもとより適度な運動、定期的な健康診断、歯科検診を受けるべき。車の運転には細心の注意を払い、スピードは如何なる時にも出し過ぎない。



それらは当然のこと。(これを機会にもう一度普段の行動を見直さないといけないけれど)



それでも、



何かは起きる時には起こるし、防ぎようのないことだって起こり得る。



もし、入院や長期治療が必要な状況に陥ったらどうするだろう。



最初は驚き、悲しむだろうけれど、現実は現実として受け入れられるような気がする。入院や長期治療、程度によっては不自由な生活を強いられるとしてもその状況でできること、楽しめることを楽しもうとするのではないか。



もしも入院することになれば、



忙しい仕事から解放され、家事が免除される。健康的な食事と早寝早起きという定期的な生活が始まる。一人の時間ができて、普段できないようなことができる可能性すら拡がる。



当たり前だけれど、できなくなることも山ほどできるはず。普段という普通のありがたさを身に沁みるほど痛感するだろう。



生きること、生きていることのありがたさを実感することになるだろう。



それがこのシミュレーションの価値の一つ。



その日が永遠に来ないことを祈りつつ、



その日のことを考え、



できる限りのことを精一杯していきたい。




その日に備えて −癌−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130831
その日に備えて −失職−
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その日に備えて −国家的有事−
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その日に備えて −世界的食糧難−
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その日に備えて −強毒性インフルエンザ−
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その日に備えて −ハイパーインフレ−
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その日に備えて −原発が再稼働する日−
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その日に備えて −巨大地震−
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