会話をしていてもメールのやり取りでも知らず識らずのうちに相手の反応や意図を読もうとしている自分がいる。
思いやる、慮る、意図を組む、相手の立場に立とうとする・・・
そう言えば聞こえはいいけれど所詮は想像であり、自分勝手な解釈の域を出ることはない。
厄介なのは相手も同じことをする時。
表情の微妙な変化や仕草、文面から伝わってくる(或いは伝わってこない)気持ちや機微を探っては疲れてしまう。
それがプラスに働くこともあるけれど、互いのそういった気遣い(=読み合い)はコストに見合わない利益しか生まない気がしてならない。
そんな気がしてきた。
関係性において付き合いが長ければ長いほど、関係が深ければ深いほど不必要になっていく。
それでいいのではないか。
「鈍感力」
それを磨くことも大事だと改めて気がついた。