カンブリアの共通点と言っても、恐竜が住んでいた「カンブリア紀」のことではなく、テレビ東京の経済番組「カンブリア宮殿」のこと。
このブログでも幾度となく紹介させていただいているが、長年見ていて思うのは取り上げられる企業には一つの共通点がある。
働いている社員が楽しそう、その会社で働いていることに誇りを持っている
もちろんテレビ番組だからそういう風に作られているというのはあるだろうし、全員が全員本当にそう感じているわけではないのだろうけれど、画面に映る表情や動きを見ていると信じたくなるのも事実。
業界や規模、歴史もマーケットも異なっていても皆同じように幸せそうなのだ。
幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある。
働いている人たちがハッピーになる、誇りに思える場所を作るために必要なことは何なのだろう。
- 組織の方針が明確に打ち出されている(どこへ向かうかが共有されている)
- 方針を実現するための行動がしっかり取られている(有言実行)
- 人々が方針に共鳴し、自分で考え、自分で動いている
究極的にはこんなところに落ち着くのではなかろうか。
大きな企業だけではなく、どんな組織でもどんなに小さなグループやチームでも基本は変わらない。
自分に何ができるだろう?
もう一度「カンブリアの共通点」を意識して考えてみたい。