昨日のブログでは「世界は認知されたもののみからできている」と結論付けた。(世界の構成物A)
タイトルにAをつけた理由は世界の構成物はそれだけではないから。
今日は別の次元で考えてみたい。
世界は言葉でできている。
そんな仮説を立ててみる。
認知されないモノ、知らないコトが言葉にされることはない。
言葉にされない体験は伝達されることはなく、自分自身の体験ですら言葉を介さずに正確に認識できるとは言い難い。
痛みや悲しさ、怒りのような感情は時に痛烈な印象を残して個人の価値観に影響を与えることはあるけれど、人生観や世界観を構成するモノにはなり得ない。
その人の考え方や人生、世界観を形作るモノは耐久性がなければならず、硬質なモノ、つまり言葉に変換されるコトのみと言えるのではないか。
端的に言えば、
言葉に表すことのみがその人の世界観を構成する。
はじめに言葉ありき