今日でブログをつけ始めてから丸5年(1827回)になる。
毎日何かを書くことが習慣になった。
これまでも幾度となくブログを書くことの意味や続けることの価値は書いてきたし、その思いは多くの面で変わらないけれど、
回数を重ねることで新たな想いも生まれ始めている。
それは、
自分の中にある何か、小さな石のようなものを取り出す作業なのではないかということ。
書くという一見創造的な行為が本当はそうではなく、自分の中のある器官、心なのか、頭なのか、はたまた身体の何処か一部の場所なのかはわからないけれど、で作られる小さな石のようなものを取り出すというようなことなのではないか。腎臓にできる結石のようなものかもしれないし、母乳のようなものかもしれない。単なる排出物ではなく、何らかの理由や意味があるもの。
飽き性な自分が珍しく継続できているのは、単に楽しいとか、創造の喜びがあるからというだけではなく、自分の中に湧き上がってくる何かを排出しなければならない必要性があるからなのではないか、そんな風に感じるようになった。
もう一つは、
思考の足跡を残すということ。
それは自分自身のためが一番大きいことに変わりはないけれど、
誰かのために、
身近な人たちに、
子どもたちに、
残しているのかもしれないとも思い始めている。
まだまだ小さい子供たち。
まだ難しい話をする時ではないし、かと言って数年後、数十年後にそんな話をする機会が必ず来るとは限らない。
それでもいつか、いつの日か、
父親が何を感じていたのか、何を、どう考えていたのか、
それを伝えたいという気持ちがある・・・
のかもしれない。
遠い将来のどこかの時点で、
必要な時に、
必要な場所で、
父が辿った思考の道を、
生きていくヒントにしてくれればよい、と。
使命感と言えばカッコよすぎるし、直接伝える機会がないまま全てが終わってしまうかもしれない。
それが哀しいというわけではなく、ただ淡々と今できることをする、している、
それだけのことかもしれない。
次のマイルストーンは2000回であり、3000回であり、10年だ。
皆様
いつも拙いブログをお読みいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。