君という集合体

 

君は、これまで君の心が

思ったことの集合体

 

君という存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりした内容が、ひとつひとつ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今、ここに立っている。

すなわち君とは、これまで君の心が思ったことの集合体。

 

君がイヤなことを思うなら、少しだけイヤな業(カルマ)のエネルギーが心に刻まれ、そのぶんイヤな君に進化する。

君が優しいことを思うなら、少しだけポジティブな業(カルマ)のエネルギーが心に刻まれ、そのぶん温かい君に変化する。

 

こうして人間は、心で思ったとおりのものへと少しずつ変化して行く。

すべては心が思うことから生まれ、すべては心が思うことによって創られる。

 

ゆえにネガティブな心によってイヤな話をしたり、ネガティブな心によってイヤな行動をしたりするならば、必ずや苦しみ(ストレス)が自分についてくるだろう。

 

優しくポジティブな心で話したり行動するなら、必ず安らぎが自分についてくる。

そう、影が君の歩く後ろから必ずついてくるかのごとく。

 

法句経1、2

 

 

ハッとさせられた。

 

 

自分が普段から感じていること、考えていること、言っていること、行動していること、

 

 

その全てが自分を創っているということに。

 

 

そして、それがブッダの言葉だったということに。

 

 

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

 

 

 

自分がどれだけ苦労しているのか、大変な思いをしているのか、イヤな思いをしているのか、

 

 

ではなく、

 

 

どれだけ恵まれているのか、 

 

 

それだけを考えて、

 

 

感謝で心をいっぱいに満たして生きていこう。

 

 

それがいつかは私という集合体になっていくのだから。