賛否両論ある絵本
それが話題を集めているそうな。
普通の絵本は、子供向けゆえに、わかりやすい教訓が散りばめられている。
道徳的で勧善懲悪で誰も異論を唱える余地はない。
そんな妖精の住む世界に「賛否両論ある絵本」が跋扈し始めた。
小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。
- 作者: 原田剛,筒井則行
- 出版社/メーカー: ワイヤーオレンジ(インプレス)
- 発売日: 2014/11/29
- メディア: 大型本
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誰もが異論なく賛成することは一見いいし、望ましい。
理想的ではあるけれど、その分現実には存在し難い。
賛否両論ある方が現実的であり、
それでどうするかを考えなければならない。
賛否両論のうち、どちらに収束していくのか、
それを導いていく力が求められている。
賛否両論ある絵本は時代の要請と言えるのかもしれない。