賛否両論ある絵本

 

賛否両論ある絵本

 

それが話題を集めているそうな。

 

普通の絵本は、子供向けゆえに、わかりやすい教訓が散りばめられている。

 

道徳的で勧善懲悪で誰も異論を唱える余地はない。

 

そんな妖精の住む世界に「賛否両論ある絵本」が跋扈し始めた。

 

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

 

 

小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。

小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。

 

 

あけるな

あけるな

 

 

 

誰もが異論なく賛成することは一見いいし、望ましい。

 

理想的ではあるけれど、その分現実には存在し難い。

 

賛否両論ある方が現実的であり、

 

それでどうするかを考えなければならない。

 

賛否両論のうち、どちらに収束していくのか、

 

それを導いていく力が求められている。

 

賛否両論ある絵本は時代の要請と言えるのかもしれない。