嫌な感情の手放し方

 
昨日のブログで「嫌な感情は手放す」話を書いた。
 
 
今日はその方法について考えてみたい。
 
 
人の心は複雑な構造をしているように見えて案外単純なもの。
 
 
感情については、泣き笑いや嬉しさと嫉妬が入り混じったような思いは誰もが体験しているけれど、こと意識に関しては一つしかない。(潜在意識や共通意識はここでは無視する)
 
 
簡単に言えば、人は同時には一つのことしか考えられない。
 
 
例えば、仕事と恋愛を同時に考えることはできないし(仕事の合間に好きな人のことを思い浮かべることはできるけれど)、介護している家族がいても仕事に集中している時はつい忘れてしまう。
 
 
そう。
 
 
嫌な感情が芽生えたら、すぐに他のことを考えればいい。
 
 
嫌なことに囚われ、そのことだけを考え続けるから嫌な気持ちから抜け出せない。
 
 
要は、自分でそれを意識し、実行すればいい。
 
 
テレビを見てもいいし、小説を読んでもいい。強引に意識を持って行かれる種類の方が簡単だけれど、それが無理な時は好きな人のことを思い浮かべたり、わくわくする計画を頭に巡らしたり楽しかった思い出を引っ張り出してくればいい。
 
 
嫌な感情は驚くほど簡単に霧散し、代わりに自分で選んだ感情が心を満たすことになる。
 
 
人は自分で気分を選べる。
 
 
他人や環境に左右される必要などない。