ピグマリオン効果??
ポケモン用語ではない。
れっきとした教育心理学の心理行動の1つ。
一昨日に取り上げた「ホーソン効果」に似た概念で、1964年アメリカの教育心理学者ローゼンタールによって提唱された「期待と成果に関する効果」のこと。
「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」
「教師の期待によって、生徒の成績が向上すること」
「願うことによって叶う可能性が高くなること」
を指す。
ギリシャ神話がその由来。
昔ギリシャのキプロス島に「ピグマリオン」という彫刻が上手な王様がいた。彼は自分が彫った「理想の女性」に恋をし、まるで生きている女性と同様に愛し続けた。その真剣な姿を知った愛と美の女神アフロディーテが彫像に命を吹き込んで人間にしたという。
人間の想いは重い。
思いやりという人もいれば、愛という人もいる。
まずは自分の身の回りにいる人たちへの想いを再点検する必要があると感じた。
それぞれへの想いをリセットし、新鮮な気持ちで接することでホーソン効果やピグマリオン効果が生まれる。
周りによい環境が広がり、結果として自分の世界もよりよいものになる。
そんな気がしてきた。