見えない恐怖を分解する


福島原発の封じ込めのための作業は困難を極めている。



そもそも放射能とは? 放射性物質とは何なのだろう?



今日の日本経済新聞のサイエンス欄で改めて放射能物質とは何かに興味を引かれ、調べてみた。



ウィキペディアによると「放射性物質とは、放射能を持つ物質の総称で、ウラン、プルトニウム、トリウムのような核燃料物質、放射性元素もしくは放射性同位体中性子を吸収又は核反応を起こして生成された放射化物質を指す。」のだそう。



4月に入ってから放射能の汚染水が土壌や海に流出していることもあり、放射能の「半減期」という言葉も併せて調べてみた。



半減期とは、放射性物質が放射線を出す能力(放射能)が元の半分になるまでの期間を意味する。」



放射性物質の半減期は様々で、今回の事故で福島原発周辺で報告された放射性ヨウ素131の半減期は8日、放射性セシウム137は30年とされており、今回は見つかっていないロジウム106は約30秒と極端に短く、プルトニウム239は2万4千年、ウラン238は45億年という半永久的な時間がかかるという。



見えない恐怖である放射能を理解することで分解し、封じ込めようとしたものの、福島原発処理チームと同じように作業は予想を遥かに超え困難を極めている・・・



つづく