敢えて言葉にしない


敢えて言葉にしない



ことで、より雄弁に伝えたいことが伝わるということがある。



昨日のブログ「世界で一番小さな海」http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110725
の終わりをそう締めくくった。



仕事上や普通の会話でも意識的に使うことが最近少しずつ出てきたように思う。



「敢えて言葉にしない」ことで相手に意思を伝えることは容易ではない。実際にはこちらが思っているほど効果がないとか、意図したことと全く異なるメッセージを受け取られるケースだって起こっているはず。



それでも「敢えて言葉にしない」ことを選ぶのにはそれ相応の理由があるから。



相手の意志と可能性を信じ、その存在を信頼するより高度なコミュニケーション手段であるから。



伝えたいことをただ単に「伝える」だけでなく、相手の「気づき」を促すという尊重の心から生まれた方法であるから。



そう。



雄弁は銀なり、沈黙は金なり



なのだ。