1.17から3.11へ

阪神淡路大震災が起こってから今日で丸17年になる。



街並だけを見渡すと完全に復興したように見えるけれど、目を瞑ってみるとまだあちらこちらに癒えない傷を抱えて苦しんでいる人たちがいる。



フラッシュバックが起こる・・・



震災数ヶ月後に尼崎市の消防署員がインタビューを受けていた。



「無傷だった隣の大阪市の消防署にどうして応援を呼ぼうとしなかったんですか?」



「そんなこと思いもせんかったわ。日本中がめちゃくちゃになってしもーたと思い込んでたんや」



昨年は東日本大震災が東北の地で起こった。



死者、行方不明者を合わせると2万名近くの人が犠牲になった。



神戸では阪神淡路大震災が起こった午前5時46分に加えて、東日本大震災の発生時刻である午後2時46分に黙祷が捧げられた。



阪神淡路大震災の復興を願って灯された「希望の灯り」が東北の地に運ばれたニュースを見た。



1.17から3.11へと想いも一緒に運ばれたのではないか。



微力ながら、私にできることはこれからも続けていく。