うっかりという免罪符

「うっかりしていました。申し訳ございません。」



時に耳にする言葉。



立ち止まって考えると、疑問が湧いてくる。我々は「うっかり」という言葉を免罪符のように使ってはいないだろうか。



人間に間違いはつきもの。



その間違いを少しずつでもなくしていく努力をする場が職場であり、仕事である。職種によっては絶対にミスが許されない仕事もある。



「うっかりしていました。」



その言葉を口にすることは、仕事に真剣に取り組んでいないことを周りに晒しているということに他ならず、仕事を放棄していると捉えられても文句は言えない。



仕事においては、うっかり「うっかり」という言葉は使ってはいけない。