気体のような期待 - おもしろきこともなき世をおもしろく

期待は気体でなければならない。

誰かに期待をかけることは悪いことではない。

むしろ期待をかけることで相手のパフォーマンスが上がったり、願いが叶ったりしやすくなるという科学的な検証さえされている。

しかし、その期待が過度に強かったり、ドロドロした液体のような思いだと逆効果になることもある。結果が期待を上回らなかった時や全く別次元の残念な結果に終わった時。

だからこそ、期待は気体でなければならない。

目に見えず、触ることもできない気体。

それでもそこにあって、軽さも重みもない存在。

たとえどんな結果であっても落ち込むことも裏切られることもない。

当然のように次の機会が与えられ、

前回と同じように期待をする。

そんな、

気体のような期待をかけられるような人間になりたい。