地球の支配者は人間である
当然のようにそう思っていないだろうか?
我々が暮らしているこの地球という惑星の真の支配者は別の存在である
そう聞くと、SFや危ない宗教を想像してしまいがち。
しかし、
ここでの答えは、
植物
である。
いつだったろう。
アメリカの学会で発表され、書籍になった本がベストセラーになったというニュースが流れた。
本のタイトルも作者も記憶にないが、テレビで紹介されていた内容は、人類がいなくなった地球がどうなるかというシミュレーションをしていて、そこでは植物が縦横無尽に広がり、まさに世界を支配していた。
人の手が入らなくなるとあっという間にアスファルトはひび割れ、その隙間から植物が生えてくる。高層ビルにはツタが絡まり、巨大な大木と化す。
ネット上のサイトで、コンピュータによるシミュレーションではなく、この日本で現実の実験が行なわれていることを思い知ることとなった。
以下は福島原発事故により立ち入り禁止になっているエリアで撮影されたもの。
放射能汚染があっても成長していく姿を見ると、植物が地球の真の支配者という考えはあながち現実離れしているとは思えなくなってくる。
我々は一体何をやっているのだろう・・・
罪悪感と無力感に苛まれる・・・