型に嵌まる



自ら型に嵌っている。



それが一番嫌なことなのに・・・



ふとそんな風に感じた。



社会の常識や組織の慣習、自分自身の経験を積み重ねていくことで知らず識らずのうちに型に嵌ってしまう。



型に嵌り、一定の形式に収まることで周りとのコミュニケーションがスムーズになる、価値の共有がしやすくなる。



過去の成功例を型抜きし、標準化することで苦難少なく成功を量産できる、その確率が高まる。



型に嵌るメリットは幾らでもあるけれど、



自分の意志がある場合はそれが無視されることに違いはない。



そこに型から外れる自分がいなければ問題はない。



しかし、



自分の考えややり方、試行錯誤を繰り返しても、非効率なやり方であったとしても自分なりのやり方を通したい、優先させたい場合は型に嵌ったやり方は適当とは言えない。



個人的にはそれが一番嫌なことなはずなのに、



自ら型に、枠に嵌っている自分を発見した。



その型を壊すことから、



その枠からはみ出ることから



もう一度始めたいと思った。