作業の奴隷

職場に居れば、仕事のことを考える。



家に居れば、家族のことを考える。



テレビを見れば、見ている番組のことを考える。



PCの前にいたら、画面に展開していることを考える。



何かをしていれば、している何かのことを考える。



それは当たり前のこと。



電車や車や飛行機で移動している間、本を読んだり、音楽を聴いたり、仕事の資料を読んだりすれば、移動という行為とは離れ、作業中のことを考える。



何かの作業をすれば、その作業のことで思考は働き、他の回路は機能停止に陥ってしまう。



脳が作業の奴隷になってしまう。



それは作業の思考で頭をいっぱいにしてしまうことで純粋な思考、自由な思考ができなくなることを意味する。



であるならば、



思考という作業を特化して行うことで問題は解決するのではないか。



思考のための時間を別途確保することが作業の奴隷からの解放になるはず。



自由な思考のために、できることをこれからも模索し続けたい。