応援する力

4年に一度のワールドベースボールクラシック(WBC)が終わった。



日本の三連覇はならず、ドミニカ共和国が初優勝を果たした。



侍Japanが負けたのは、月曜日の準決勝プエルトリコ戦。もう5日も前の話。



たまたま休日と重なり、テレビの前にかじりついた。前田健太能見篤史ら投手陣の一球一球に熱い視線を送り、鳥谷敬井端弘和阿部慎之助らのバットが火を吹くのを心から願った。



しかし、結果は1:3で終わり、涙を飲んだ。



走塁ミスや戦略ミス、大会前から懸念されていた監督問題や海外(メジャー)組の出ない純国産チームの限界が指摘されていたけれど、我々ファンの「応援する力」に欠けるところはなかったか?



「応援する力」とは、



準決勝のテレビ放送中流れていたコナミのCMで使われていたコピーだ。



誰かを応援することで与えられる力は確かに存在する。



我々の「応援する力」に僅かでも躊躇いがあったのならば、誰も責めることはできないはず。



「応援する力」を信じて、



誰かを一心に応援してみたいと思った。