判断材料さえ同じであれば

いつどこで聞いた話なのか定かではない。



それでも不思議と心に焼きつき、自分の中の意思決定システムにある程度の影響を及ぼしている考え方がある。



それは、



「判断基準は人によって異なるのではなく、判断基準となる情報の量と質が同じであれば、全ての人は同じ判断をする。」



というもの。



よりわかりやすく言うと、



「同じ量と同じ質の情報を持っている限り、全ての人は同じ結論に至る。」
「判断材料が同じであれば、誰もが同じ結論を出す。」



ということ。



逆に考えれば、人が異なる判断をするのは、その人が持っている情報量と情報の質(判断材料)が異なるから。



それが真実であるならば、



どれだけ質の高い情報をより多く得られるかに全てかかっていることになる。



「なるほどぉ」と思う自分がいる。



「判断材料が同じであっても、それを処理し、正しい判断を下すスピードには違いが出るのではないか。」と思う自分もいる。



真実は如何に?



いずれにせよ、



質の高い情報をより多く得るために行動し、それを元に判断する処理速度を上げる努力は続けたい。