その日に備えて −失職−

ある日突然無職になったら・・・



会社の倒産や急な病気は考えたくないだけで、誰にでも起こり得ること。



今年の月一企画は「その日に備えて」というタイトルでこれまで社会問題や国家レベル、地球規模のリスクについて考えてきた。



その日に備えて −国家的有事−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130630
その日に備えて −世界的食糧難−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130531
その日に備えて −強毒性インフルエンザ−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130430
その日に備えて −ハイパーインフレ−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130331
その日に備えて −原発が再稼働する日−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130228
その日に備えて −巨大地震−
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20130131



今回からは個人レベルで起こり得るリスクについて考えてみたい。



まず初めは、急に仕事を失ったとしたら・・・



ある日突然会社が倒産したり、首になったりしたらどうするだろう。



再就職の可能性は別にして、案外無職という境遇を楽しめるのではないか。



尤も有り余る時間を楽しめるのは束の間というのも簡単に想像できる。2、3ヶ月もするとうずうずして、仕事に出掛ける自分が思い浮かぶ。



その日に備えるためにすべきことは2つ。



ある程度の貯金をすること。



もう一つは人間力を高めること。



不安定な時代とは言え、高い人間力があれば、どんな仕事だってできる。



アルバイトから始めてもできる人はできるポジションに自然に押し上げられるのだ。(一時体調を崩して仕事を辞めていた知人が全く異なる業種にパートとして復職したのも束の間、あっと言う間に正社員に引き立てられ、管理職になっていた・・・)



日頃の忙しさの中で今の仕事、今の自分を考えることで精一杯だけれど、



失職した自分を想像することで今いる場所に感謝でき、



また、



自分がすべきこと、責任の重さを再認識することができた。



その日に備えることで今日を充実させられることに気がついた。