凄まじい重圧


ソチオリンピック男子フィギュアスケート羽生結弦が金メダルを獲得した。



その史上初の快挙に日本中が歓喜に沸いた。



ショートプログラムでは競技史上初の100点以上のスコアを叩き出し、日本時間今朝未明のフリーの演技に世界中から熱い視線が注がれた。



その凄まじいまでの重圧は19歳の男子を飲み込み、思いもよらぬ転倒、ミスを引き起こすこととなった。



金メダルはお預けかもと不安が頭を過る。



しかし、その重圧は最大のライバルであるパトリック・チャンにも同じようにのしかかり、大きなミスを引き起こしてしまう。



2人に降りかかったプレッシャーは如何なるものだったのだろう。



素人では到底想像だにしない重圧であることは間違いないけれど、そんな凄まじいプレッシャーに、もし自分が挑むことになったらどうするだろう? 何を考え、どう行動するだろう?



そんな想像をしてみたい。



レベルは、比べることさえおこがましいけれど、趣味で行うゴルフや仕事で求められる責任にもプレッシャーはかかる。



その100倍、いや、1000倍がかかることを想像してみる。



  • 演技/仕事/プレイに集中することだけを考える(周りからの期待は考えないようにする)
  • 楽しもうとする/その状況の良い面だけを見ようとする
  • それまでに積み上げてきた練習/準備をひたすら信じる
  • 自分はできる!自分は凄い!と暗示にかける
  • できなくてもいい、失敗しても命までは取られないと開き直る
  • 笑顔を作る、笑ってみる
  • 楽しいことを考える、思い出す/想像するだけで微笑みたくなることを頭に浮かべる
  • 全てのものと繋がっている、エネルギーが与えられていると想像する
  • 成功している自分を想像する、成功して歓喜の声をあげている自分を思い浮かべる、みんなと一緒に喜びあっている姿を想像する
  • できる、できる、できると呪文のように唱え続ける
  • 逃げない! 大丈夫!  自分にはできる!と勇気を奮い立たせる・・・


何をしてもダメかもしれないけれど、



自分にできる精一杯のことをすることが大事なことは心に刻みたい。



次にプレッシャーがかかる状況になった時は2人のことを思い出そう。



自分にかかっている重圧はなんでもない!と思えるに違いない。