プレッシャーの正体



昨日のブログではフィギュアスケートのトップ選手にかかる重圧を例にどうプレッシャーに対応するかを考えた。(凄まじい重圧 - おもしろきこともなき世をおもしろく


自分の立場に置き換えて考えているうちにそもそもプレッシャーはどうしてかかるのだろうという疑問が浮かんだ。


幾つかの仮説を立ててみる。


  • 周りからの期待に応えなければならないから
  • 責任の重さに結果を出さなければならないから
  • 自分の最高の演技/パフォーマンスをしなければならないから
  • 練習/努力/準備した通りのことを本番でしなければならないから
  • 競争に打ち勝たなければならないから(競争相手もよくわからない中で)
  • 自分の最高の/実力以上のパフォーマンスをしなければならないから・・・

ここまで書いてある共通点に気づく。


「・・・なければならない」


あくまで仮説に過ぎないけれど、「・・・なければならない」がプレッシャーの正体ではないか。


そうでなくて構わないと開き直ることがプレッシャーを軽減する一つの方法であることは間違いない。


他方で、


「プレッシャーはどうしたってかかる。」


数々の大記録を残してきたイチローの言葉を思い出す。


プレッシャーを軽減するでも払いのけるでもなく、それを正面から受け止め、背負い、その状態のままでどう頑張るか、どう結果を残すのか。


真のアスリート/プロフェッショナルは「凄まじい重圧」までも楽しみ、自分の力に変えることができるのだろう。


遥か雲の上の世界だけれど、


諦めることなく天を目指して昇り続けたい。


大気圏を越え、


重圧から解放される


無重力の宇宙に辿り着くまで・・・