世界を狭くしている犯人



世界がどんどん狭くなっている。



インターネットやLCCの急速な普及に伴う時間的な世界の縮小のことではない。



観念的に世界が狭くなりつつあると感じるのは、行動範囲や付き合う人々、仕事内容が固定化しつつある証明。真新しさや挑戦といった機会が減りつつある証拠。



しかし、それは仕事やプライベートの環境や人間関係のような外的要因とは関係なく、全ては自分次第なのだということに気づいた。



世界を狭めている犯人は他の誰でもなく自分だった。



電車の窓の外を眺めている。



普段はネットサーフィンをしたり、本を読んだりしているけれど今日は違うことをしようと思った。



些細なことだけれど、それだけで異なる世界が目の前に広がる。



新しい世界、新しい匂い、新しい光景・・・



少し視点を変えて見るだけで世界はどんどん広がっていく。