漏斗


今していること、なぜそうしているわからないけれどそうしていること、そうなっていることがすべて一箇所に集約されていく感覚に捕らわれることがある。


もしかするとこのためだったのではないか、この時のためだったんだ、この人のために頑張ってきたんだ、そう感じられる時が。


あちらにあるもの、こちらにあるもの、上にあるもの下にあるもの、右にあるもの、左にあるもの・・・バラバラに存在し、何の相関性もないと思っていたものが一つに集約されていく・・・


漏斗を通って一つになる。