妊婦さんってこんなに街にいたっけ・・・
初めてそう感じたのは妻が妊娠した時。
街を歩いている妊婦の数が実際に増えているわけではなく、自分が意識するようになっただけ。
以前に英語の勉強をしていた時、新しい単語を覚えたらその単語がやたらと長文問題に出るようになった。
それも実際に頻出度が上がったわけではなく、それまでは気づかなかった単語に意識が向き認識できるようになっただけの話。
そう考えると、我々は自分が見たいもの、見ようとしているものしか見ていないことになる。
自分が聞きたいこと、聞こうとしていることしか聞こえないし、自分が感じたいこと、感じようとしていることしか感じないということ。
世界は素晴らしいもので溢れている。(おもしろきこともなき世をおもしろく)
と同時に、
悲しいこと、辛いこと、恐ろしいことで溢れかえってもいる。
何を見たいのか、何を聞きたいのか、何を感じたいのか、
どう生きたいのか、
全ては自分が何を望んでいるかにかかっているのではないか。
そんな気がした。