小手先ではなく

 
小手先ではなく、
 
 
心からぶつからなければならない
 
 
いや、
 
 
ぶつかりたい
 
 
そう心の底から思った。
 
 
岡田武史が見たFIFAワールドカップ」「SONGS 長渕剛
 
 
録画していた2つのTV番組を立て続けに観て、同じメッセージを受け取った。
 
 
サッカー元日本代表監督の岡田氏がワールドカップブラジル大会を見て改めて思ったのは、上位チームの選手たち一人ひとりの勝利への執念、我武者羅にゴールへ向かう姿、ボールに対するなりふり構わぬほどの動き・・・
 
 
それらは小手先ではなく、頭で考えたことでもなく、ひたすら心で感じたことの表れ。魂の叫びと言ってもいいかもしれない。(「自分たちのサッカー」という観念に執着したことで頭でっかちになってしまったことが日本代表の一番の敗因かもしれない)
 
 
長渕剛が語りかける。
 
 
「10代の時に目指した憧れや夢ってのは生涯のエネルギーになる。負けて負けて負けて覚えることの方がたくさんあるような気がするから頑張ろうなまだ。俺と一緒に。」
 
 
心を打つ言葉。
 
 
魂が揺さぶられる歌。
 
 
小手先ではなく、
 
 
心でぶつからなければならない、
 
 
いや、
 
 
心でぶつかりたいと思った。