人間の最大の罪



人間の最大の罪は不機嫌である。



とは、ゲーテが残した名言。



殺人や放火などいわゆる大罪も元をただせば不機嫌に行き着くということもあるけれど、それよりも何も日常生活の中にはびこり、世界中の人々を苦しめているにも拘らず罰せられることがない病のような存在。



そこかしこに発生しても誰も取り締まることができず、ただただ時間に任せるしかない。



厄介なのは誰もが罹りうる病気であり、感染し、発症したとしても自覚症状がないことが多い。



生きている限りいいこと楽しいことばかりが起こるわけではないことは誰もが知っている。



にも拘らず、周りで起こったことに一喜一憂してしまうのが我々普通の人間。



特に嫌なことに敏感に反応してしまう。



その反応が不機嫌という形になって発現し、世界を不幸のどん底(の入口?)に落とし入れる。



自分の機嫌は自分で取る。
いつも上機嫌でいる。
わくわくすることを毎日準備しておく。



やろうと思えば、案外やれる。



あとはただただ実行に移すのみ。