人からの学びが一番の学びである。
北海道の民宿に泊まって一番よかったことは食べ物のおいしさは別にしたら人々との触れ合いだった。
旅人との交流もさることながらほんの短い時間、限られた会話だったにもかかわらず民宿のオーナーたちの話がズバ抜けて面白かった。
「こういう商売してるとね、いろんな人からいろんな話を聞くからね」
いわゆる「耳学問」だけれど、それが真の学びであり、更なる好奇心を掻き立てる究極の手段だと感じた。
と同時に、
今回の民宿のような場所が幕末には情報拠点となり、志士たちが集い、日本の未来について語り合ったのではないか、
と想いを馳せた。
耳学問をこれからも奨励していきたいし、
自分でもそんな拠点の一つになりたいと思った。