「烏滸がましい」は「おこがましい」と読む。
何がおこがましいかと言うと、他人を育てるということ。
それを実感として強く感じたことは事実だし、それを意識してこれからの仕事、子育てに役立てていきたいのも紛れもない本心。
しかし、子供ならともかく大の大人を「育てる」というのは「烏滸がましい考え」なのではと感じた。
仮に自分が誰かに育てられたと言われたら余程の関係がなければ横を向いてしまいそう。
過去と他人は変えられない。
我々にできることはせいぜい環境を整えること、看ていること、それを伝えること、そして如何なる時も諦めないこと、見捨てないこと。
なぜなら成長は誰かから与えられるものではないから。
自ら勝ち取るものだから。
「人を育てる」
簡単には口に出すべきではないし、そう言うのなら余程の覚悟がなければならない。
便宜上よく使う表現ではあるけれど、
「烏滸がましい考え」にならないよう呉々も気をつけたい。
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