占いと不安の関係

 
女性はとかく占いが好きである。
 
 
未来や自分に対する好奇心からかもしれないし、未知への準備のためかもしれない。
 
 
恋人(パートナー)との相性や仕事の適性の答え合わせをしたいのかもしれないし、不安から解放されたいからかもしれない。
 
 
女性の多くは男性に比べ、より繊細で敏感。その分何が起こるかわからないことへより多くの、よりリアルな不安を感じやすい。
 
 
逆に、男性は未来に対する不安には耐性がある。
 
 
ただ単に鈍感なだけかもしれないけれど、未来は自分で変えられることを潜在的に知っているからかもしれないし、潜在的に楽観的にできているからかもしれない。(ただ何も考えていないだけ?!)
 
 
筆者も映画や小説は前情報は極力入れずに(観)読み始める方だが、女性は結構な読書家でも予めストーリーを把握してから読む人が多いようだ。(女友達の一人は推理小説を読む時も不安になるからと最後の方を読んで犯人を知ってから読み始めると言っていた。不安になるのなら最初から読まなければいいのにと思うのは筆者だけではあるまい)
 
 
ここまで書いて「不安」が女性の本能であり、生き残るためのセンサーであるからだと気づいた。
 
 
恋愛に敏感なのも結婚願望が男性よりも強いのも同じ理由。
 
 
そして、それは同時に男性の足りないものを補うクオリティであることにも気づいた。
 
 
占いはある意味映画やドラマのあらすじを知るための行為であり、自分自身の未来に何が起こるのか、必要な準備が何なのか、そういうことを知ることによって不安を軽減する本能に基づく行為だと。
 
 
あくまで個人の体験に基づく仮説の一つであることも最後に付け加えておきたい。