昨日”JAPAN BRAND"というタイトルで日本の価値や日本人の評価の高さについて紹介した。
時に日本人は論理性に欠ける、理由を説明できない、自分の頭で考えずすぐに上司に頼る等と揶揄されることがある。
だからこそ理由を考える、論理的に考える訓練が求められていることに間違いはないのだろうけれど、
ふと、気がついた。
日本人のよさはその「考えないこと」にあるのでは、と。
頭で「考える」よりも「感じる」ことに長けており、その感性が磨かれているからこそ創造性に溢れ、他人への気持ちに敏感になれるのではないか。
それがクールジャパンやおもてなし、世界の最先端を走る技術大国の見えない土台になっているのではないか、と。
「風流」や「もののあわれ」はそう簡単に言葉にできるものではない。
何かが美しいという感覚は個人的な感覚であり、言葉で説明しつくされることはない。
その感性に優れているのが日本人であり、長年にわたり風雪に耐えて培ってきたものを「考えること」は殺してしまうのではないかと。
ありのままの日本人
それを誇ればいい。
それを磨いていけばいい。