関心への関心

 

とあるセミナーで一番印象的だったのがこれ。

 

「人に対して関心を持つよりその人が関心を持っていることに関心を持つ」

 

サービスやビジネスの一環として顧客自身のことを質問したり関心を寄せたりするよりも顧客が興味を持っていることに共感する、関心を持つ方がより親近感を持ってもらえるという話。

 

例えば、顧客のプライベートなことや仕事内容について根掘り葉掘り訊くのは時に警戒心を呼び起こしたり、あまり自分のことを話したくない人だっているけれど、顧客が興味を持っていること、例えば顧客のこどものこと、野球やサッカー、映画や舞台など、顧客が関心も持っているものへ関心を持つ姿勢は好感を生むらしい。

 

確かにそう言われて自分に置き換えて考えてみるとなるほど!と思い当たることが結構ある。

 

人がどんな関心を持っているかを知るためにはその人についてまず興味を持たなければならないし、その人との関係性を作っていく必要がある。

 

卵が先か鶏が先かはわからないけれど、より良い人間関係を作っていくために有効な考え方であることは間違いなさそう。

 

これからも人の関心に関心を持って楽しい会話を創っていきたい。