頭の中をサーッとよぎる考えや心で感じた感覚を
手でそぉっと捕まえて両手で包み込む。
それを優しく育てていく。
ブログを書く時の一つの感覚である。
だからこそ、
仕事ばかりでも遊びばかりになってもいけなくて、
時に空白の時間が必要になる。
空を見上げ、雲が流れるのを何となく見つめる。
車や電車の電窓から飛んで行く景色を眺める。
街ゆく人々の流れを目で追いかける。
そんな緩和の時間が。
仕事で集中する時間が長くなればなるほど、
集中が深ければ深いほど、
対称軸としての緩和の時間も長くなり、
深くなる。
空白があるからこそ、
そこを埋めようとする力が働く。
あちらこちらに転がっているブログのヒントが
自然に吸い寄せられてゆく。