志賀直哉の短編小説「城の崎にて」を読んだ感想を昨日のブログで書いた。(城の崎にて)
今日のタイトル(城崎にて)は昨日と同じだけれど、間違いではない。実際に城崎温泉に来ている。
そう。
文字通り「城崎にて」このブログを書いている。
昨日のブログ(城の崎にて)は、今日の城崎温泉をより楽しむために高校時代教科書で読んで以来の「城の崎にて」を再読したから。
志賀直哉が実際に泊まったという「三木屋」の隣、桂小五郎(後の木戸孝允)が蛤御門の変の後潜伏していたこともあるという歴史ある宿。
つたやという旅館に泊まっている。
玄関の屋根にハチの死骸も川で子供たちに酷い遊びでいたぶられているネズミもいない。イモリに石を投げることもなく、
前半生を共に過ごした(戦った?)愛する家族と「生」の時間を楽しんでいる。
あ、反対側の隣に「千年の湯 古まん」を発見!(1000年企業 http://norio373.hatenablog.com/entries/2011/03/03)
夕食を楽しんだ後、外湯めぐりを堪能する。
仕上げは城崎ビール、地ビールで締め括ろうと楽しげなパブに入る。
その後、木屋町通りで蛍を見つけ、古まんとつたやの間の路地に出ている屋台で油そばを買って、最高の夜にまた別次元の彩りを添えることができた。
寝る前に「城の崎にて」を再読して感慨に耽る。
ああ、夜も更けてきた。
みんな、ありがとう。