誰かのきつい仕事


きつい仕事はある。


誰かがしているきつそうな仕事、大変な仕事を遠巻きに見ている時はただただ大変だと思うだけ。


同情はしても所詮は他人事。


それがいつかは自分の仕事になるとは思いもしないで。


実際にその大変なことが自分の仕事になってみるとそれだけではないことに気づくことになる。


大変なことの中にある楽しさややりがい。喜びや感動、積まれる経験と使命感、誰かのために、誰かの役に立っているという責任感と満足感。それらの組み合わせから学べることは決して少なくない。


今の職場で感じる誰かのきつい仕事はもちろんのこと、テレビや街で見かけるあらゆる仕事に当てはまる。


会社員ならどんな業種や立場であっても。公務員も同じ。士業と呼ばれる弁護士や会計士のようなプロフェッショナルも憧れるだけでない側面も必ずあるはず。コンビニのアルバイトも居酒屋の店員さんにもきつい仕事があるに違いない。


そう考えると世の中は頑張っている人達で溢れていることになる。


少し温かい気持ちになれる。


と同時に、


自分も頑張んなきゃという気持ちが湧いてくる。