書くことは思いを蒸留する。
そんな風に感じた。
自分の中にある思いや考え、感じたことを言葉という形にするだけでなく、観念でしかないものを言葉にする、特に書き言葉にするという作業を通じて思いがより正確になる。そんな印象が強くなりつつある。
何かを書いているうちに「あ、自分はこんな風に感じていたんだ」「こんな思いを持っていたんだ」という感覚に囚われる。
言葉に表すことで自分が感じていることを認識したり、発見したりする。
それを繰り返し行うことで思いが蒸留され、自分の中で純度が高まっていく。
純度が高まった思いは想いに昇華され、
やがて信念に変わる。