玉入れを楽しむ



ここ数日いつにも増して仕事が立て込んでいる。


待ったなしの案件やトラブルも怒涛のように起こる中、未来への準備も同時に進めなければならない状態が続いている。


朝も晩もない日々が続いているだけに疲れているはずなのにテンション高く、笑顔が溢れ、妙に楽しい。


プロスポーツの世界では、ゾーンに入っているとか、フローの状態と言うらしい。


感覚が研ぎ澄まされ、一瞬一瞬が長く感じられる。


普段見えないものが見え、聞こえない声が聞こえ、直感が舞い降りてくる。


体は疲れているはずなのに充実感に満たされ、元気が湧いてくる。


なぜか小学校の運動会の種目の一つ「玉入れ」を思い出した。


夢中になりながら玉を投げ入れ、それが少しずつ溜まっていく感じに似ているからかも。


もうしばらく玉入れを楽しみたい。