分裂の時代

 

昨日のブログで"BrExit"をきっかけに大混乱の時代に入っていくのではないかと不吉な予言をした。

 

大混乱は単なる大混乱で終わらず、経済に破壊的なダメージを与え、人々の不満を爆発させ、最悪のケースは戦争にまで至る・・・可能性だって否定はできない。

 

地域紛争はやがて大国を巻き込み、第3次世界大戦に発展していくことだって考えられる。憎しみは憎しみを引き寄せ、戦乱はエスカレートしていき、最終的に核兵器が使われ、人類の多くが死滅する可能性すらさえも。

 

なんて物騒なことが頭を過る。

 

と同時に、

 

究極的な楽観論もある。

 

人類の歴史は常に融合と分裂を繰り返してきた。

 

それが進化の仕組み、収縮と膨張や新化と旧化と同じ種類の現象の一つと言っていい。

 

この最悪のシナリオもまた進化の過程の一つであると。

 

分裂の時代を嘆くのではなく、その価値を見出せばいい。

 

それもまたより大きな融合の前の現象に過ぎないのだから。