がんばった運動会

わたしは朝から運動会があるかとても心配でずっとおどおどしていました。朝ごはんもぜんぜん食べれませんでした。何日か前からとてもどきどきでうきうきしていました。ねるときだって毎日運動会の勝ちたいという気持ちや上手にいくか不安な気持ちで頭の中がいっぱいでした。でも学校に着くとなんのきんちょうもなくなっていて自分にびっくりしました。

わたしが一番がんばったと思うえんぎはダンスです。運動会の前日に最後の練習をしてボールを落としちゃったから、本番のダンスのぎりぎり前まで「だいじょうぶかなぁ。失敗しないかなぁ」とずっと思っていました。きんちょうしすぎて足も手も同じぐらいガタガタして、自分の体のいろんなところからあせがたきのようにでてきて、わたしがいた場所だけ雨がふったみたいになりそう な気持ちでした。それにおどり終わるまでずっと真顔でニコリともできませんでした。わたしはおどっているときに、空が晴れはじめたことに気づきました。わたしは4年生が元気におどり始めたからじゃないかと思いました。

わたしは今までの4年間、運動会で負け続けていたから今年はぜったい勝つと自分で決めたし、お父さんやお母さんやお兄ちゃんもおうえんしてくれているからぜったい負けるわけにはいかないという気持ちで、トラックリレーと初めてするぼう引きをがんばりました。トラック・・・

 

小学4年生の運動会は思い出ぶかい大会になったようだ。