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新しい絵の具

 

日本食が世界を席巻している。

 

うまみや出汁(だし)が世界共通語になりつつあるという。

 

それでもEUでは日本の鰹節が輸入規制されており、現地の日本食レストランは本物が手に入らずどこも苦労しているらしい。

 

他方、鰹節で有名な鹿児島の枕崎にある加工会社の数社が協力し合い、攻めの経営をするためにEU内で現地生産を試み、このほどようやく鰹節加工に成功したというニュースを見た。

 

限りなく日本の鰹節に近い本物ができ、それを使った三つ星フランス人シェフのコメントが秀逸だった。

 

「新しい絵の具の色を手に入れたようだ。早くいろんなものに試したい。創作意欲を駆り立てられる」

 

日々芸術作品と言える至高のフランス料理を創り出すシェフが全く新しい食材、味を知った時の感動と興奮が伝わってきた。 

 

我々にとっての新しい絵の具とは何だろう?

 

我々は自身の創作意欲を掻き立てるような新しい絵の具を探しているだろうか?

 

 あ、

 

小学4年生の娘が明日の図工で鳥の絵の続きを描くのに黄緑色の絵の具が足りないと言っている。

 

買いに行かなければならない。

 

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