地味に凄い

 

地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子の第3回の放映を見た。

 

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全くと言っていいほど興味のない日本のTVドラマを見ることになったのは、ちょっとしたきっかけがあったから。それでも実際に見てみるとこれが何とも面白い!

 

今旬の女優、石原さとみが主演を務めていて、ファッション雑誌の編集希望の女の子が地味な校閲部門に回され、そこで起こるドタバタ、人情あふれる物語が描かれている。石原さとみのコミカルな演技とテンポのよい脚本とポップで明るい画面作りが小気味好く、楽しい雰囲気で見ていて何とも気持ちいい。

 

校閲という専門職へのリスペクトが感じられ、地味ではあるけれど仕事に打ち込む人たちの努力ややりがい、難しさもちゃんと伝わってくる。

 

「地味に」というのはどうやら流行り言葉のよう。改めて考えてみると、この世の仕事や偉業のほとんどは地味なことの積み重ね。

 

派手な世界や派手なことばかりに我々の目は向きがちだけれど、地味でも凄いこと、目立たなくても大切なことは至る所にある。山ほどある。

 

身の回りにある「地味に凄いこと」を一つでも多く見つけ出せれば、それだけでこの世界はより明るく、楽しいドラマのような世界になるのではないか。

 

来週水曜日の次の放送が楽しみだ。