昨日のブログで駅前の一風景を語った。(路上の仕事人)
年配の作業員たちの手際の良さと使命感に拍手喝采を浴びせたかったと書いたけれど、そこにはもう一つ理由がある。
駐輪用のチェーンを切ってまで撤去する情け容赦ない側面がある反面、丁寧さや気遣い、配慮が同居していたから。
路上の仕事人たちが違法に停められた自転車をトラックに積み上げる作業中、自転車をぞんざいに扱うことなく、むしろ一台一台を驚くほど丁寧に扱っていた。
トラックに積み上げた自転車たちを整然と並べ、引越し業社のように一台ずつ丁寧に毛布を被せていく。
強制撤去した自転車が傷つかないに一台ずつ丁寧に。
その気遣いにグッときた。