全力疾走中!
今だに、この歳になっても、全力で走れることに自分でも驚いているし、風を切る感覚が何とも心地いい。
身体中の関節が軋み、筋肉が悲鳴を上げる。肺が収縮を繰り返しては空気中の酸素を血液に溶かし込んでいく。心臓はばくばくし、真っ赤な血液を全身に送り出す。
脇目も振らず、ただ前を向いてありったけの力を振り絞って走っていく。
全身から汗が吹き出し、息は切れ、痛みが極限まで高まっていく。
そんな生活を、人生を楽しんでいる。
まだまだスピードは上げられる。
もっともっと遠くへ行ける。
ランナーズハイを楽しんでいる。