無限の世界

 

パラレルワールドなる言葉を初めて聞いたのは藤子不二雄の短編小説だったか。

 

昨日のブログで、一人ひとりの人間が絵を描いたり、音楽を奏でたり、物語を創ったりする毎に世界が再構築され、そこには無限の世界が拡がると書いた。(世界を再構築する)

 

厳密に言えば「再構築」ではなく、「新たに創る」。

 

それは今ある世界とは異なる別の世界が次々にできていくということ。

 

SFの世界ではそれを「パラレルワールド」と呼び、少しずつ異なる選択肢を選んだ世界がこの宇宙のどこかに(並行的に)無限に存在するという。

 

それはとどのつまり我々は無限の世界(可能性)を生きていることになる。

 

大事なのは迷子にならないこと。

 

そのためにはヘンゼルとグレーテルのように来た道を辿れるように印をつけておかなければならない。

 

あ、彼等の残したパンくずは誰かに食べられてしまって後戻りはできないんだった・・・

 

思考の軌跡も辿れなくなってしまった・・・