四月四季雑感

 

今日は快晴だった。4月に入って随分暖かくなってきて朝夕はまだ冷え込むこともあるけれど日差しの強さと明るさは確実に春のそれになっている。日々そう変わらぬことをしていても着実に季節は巡り、我々は経験を積んでいる。

 

先日、今年の桜の開花は東京が一番早かったというニュースを見た。3月20日頃のことで、そこからは冬型の天候が続くために今年は桜の開花期間が長めになるという。筆者の住んでいる地域の桜はまだ三分咲き程度で今日の日差しで一気に開花が進みそう。

 

2017年もあっという間に初めの三ヶ月が過ぎ去った。

 

四月は桜の季節で入学入社の月。街にはリクルートスーツを着込んだ新入社員が群れをなして歩いている。初々しさを感じる反面ほろ苦さも時折心の隙間に入り込んでくる。新しさと同時に諸行無常の響きが何処からともなく聞こえてくるからかもしれない。

 

太陽の光を浴びていると気持ちいい。日光浴だ。

 

春の陽射しを浴びると全てがリセットされるような気分になり何とも気持ちいい。

 

我々日本人は乾燥機がいくら進化しても洗濯物を干す、布団を干すことをやめない。

 

太陽の光をどこかで信じきっているから。

 

もっと光を浴びて浄化されたい。