数を熟す

 

「数を熟す」は「かずをこなす」と読む。

 

効率を求めたり、質の高さを追いかけるのは悪いことではない。むしろ、追求するからこそ工夫が生まれ、努力が継続され、今日より明日が良くなるというもの。

 

しかし、初めから効率や質を求めようとすると逆に非効率に陥りやすいことも覚えておきたい。

 

というのも、ある程度の量や経験抜きでは、そもそも何が効率であり、ゴールかわかりにくいから。情報量が少ないことで陥る罠と言っていいかもしれない。

 

まずは「数をこなす」ことだけを考えよう。

 

目の前に表れることに集中する。

 

一つひとつを丁寧に、かつ素早く片付けていく。

 

数を熟す

 

そうすることで初めて人生の熟練した達人になれるのだから。