ほころびというサイン

 

 

あるお店でのこと。

 

隣にいたダンディな男性が4万円もする高価なセーターを何のためらいもなしに購入した。

隣にいた私はありえないと感じつつもうちに帰りバッグを開けてみると、なんとその高価な手縫いのセーターが入っているではないか。

驚きつつも胸に当ててサイズを確認してみると腰回りの一部にほころびが見つかった。

それが結構大きなほころびになり、苦情を言うつもりでお店に戻ろうとしたところで目が覚めた。

今朝見た夢の話である。

その後、録画して観た今日のNHK朝の連続テレビ小説ひよっこで主人公のみね子がお母さんと一緒に行方不明だった父と女優と話し合うという緊迫した場面でお母さん演じる木村佳乃が自分の着ている上着にほつれを見つけてそれがやたら気になるシーンがあった。

 

それが心の何処かに引っかかりつつも仕事に出掛けると思ってもみなかったところでトラブルが生じていた。

 

万全を期すつもりで働いていてもちょっとした油断や慢心、そもそもの力不足でほころびが生じてしまう。

 

大事なことはすぐに修繕すること。

 

ほころびをそのままにしたら大きな穴になってしまう。

 

高級なセーターも台無しになってしまう。

 

夢のほころびも朝ドラのほころびも何かのサインかもしれない。

 

もう一度、気を引き締めて事に当たらなければならない。