批判されていい気持ちになる人はいない。
ましてや喜ぶ人は誰もいない。
それでも批判を単純に批判するのではなく、敢えて肯定したいと思った。
というのも、ネット社会が進むにつれ、一億総評論家とも言っていいような状況が生まれているから。
あらゆる種類の情報が一瞬で世界中を駆け巡り、一部の情報を聞きかじることで何の気負いも責任も持たない人がいとも簡単に批評批判をするようになった。
批評批判を恐れてはならないと思うのは、批判されないのはある意味何もしていないから。
誰かが信念を持ってそれなりの時間とエネルギーをかけて行えば、異なる信念や価値観を持った人には受け入れられない作品ができるのは当たり前。
批判にめげない、批判に折れない、むしろ批判を力にする。
その心構えさえしっかりと持っていれば、怖いものはなくなる。
批判されてこそいい仕事をしていることになる。